ユリノキタイムズ

いつも身近にあって、子どものことなら何でも相談できるクリニック

「佐々木こどもクリニック」

福岡県出身の佐々木 邦明さんは、愛知医科大学への勤務をきっかけに名古屋へ。当時から暮らす、藤が丘の隣駅の本郷にある家から藤が丘の街並みを眺め、「様々な人が集う藤が丘で、小児科が開けたらいいだろうな」と直感的に思い、32年前に藤が丘駅から徒歩5分ほどの住宅街に「佐々木こどもクリニック」を開業しました。2020年には、豊橋や福岡の病院で子どもの循環器を専門に診てきた、息子の智章さんが戻り副院長に。現在は、コロナの影響もあり多くのお子さんが来院する中、親子の笑顔のために力を合わせて医療に取り組んでいます。

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3世代にわたり訪れる家族も

「このクリニックができたのは、私が10歳のころ。私は、生まれ育った大好きな藤が丘で、地域に密着した医療を手がけたい。何より父と一緒に働いてみたいという思いから、地元に戻る決意をしました」と智章副院長。30年以上、藤が丘に根ざすこの病院には、3世代にわたり訪れる家族も多いそうです。「父は、子どもに関することであれば、傷のケアから心の問題まで何でも勉強して取り組んでいます。私も専門外のことも積極的に学び、子どもたちやお母さん、お父さんとのコミュニケーションを大切にしながら、きめ細かく対応できるよう心がけています」。佐々木 智章副院長。

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家族みんなが元気であるよう、心の相談にも力を入れる

続いて、邦明院長にお子さんを診る上で大切にしていることを伺うと、「第一に大声を出さないこと、次に手のひらで触ること、泣いているときはしばらく待つこと」と話してくれました。さらに、お子さんはもちろん、親御さんとも信頼関係を築くために、コミュニケーションを大事にしているそうです。佐々木 邦明院長。

「佐々木こどもクリニック」では、心の相談にも力を入れています。例えば、「指しゃぶりやおねしょが続いている」「子どもが幼稚園や学校に行きたがらない」「友だちと喧嘩した」「お父さんが怒りっぽい」など、様々な相談に邦明院長は応じています。「病院に来て風邪が治っても、心が不安なままでは元気にはなれません。当院を訪れたら、風邪が良くなって、生活もハッピーになって、家族みんなが元気になったと言ってもらえるような、そんなクリニックでありたいと思っています」。個室になった相談室にも、絵本が多数置かれている。

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様々な医院がそろう藤が丘は、医療連携の良さも魅力

「佐々木こどもクリニック」は待合室が広く、本棚や廊下の棚には、絵本がたくさん並べられています。その理由は、病気で訪れるクリニックの待合室は、日常よりも親子の関係が密になる場所。そこで、お母さんやお父さんが絵本の読み聞かせをして、さらに親密になってほしいと願っているからです。「藤が丘には、整形外科や耳鼻科、眼科、歯科など様々なクリニックがそろい、車で約10分のところには愛知医科大学病院もあり、医療連携が良いところも大きなポイントです」と邦明院長。これからは、長年地域に根ざしてきた邦明院長と、子どもの循環器を専門に携わってきた智章副院長のそれぞれの経験を生かしながら、「さらに、子どものことなら何でも相談できる身近なクリニック」を目指していきたいと二人は考えています。待合室に置かれた水槽には熱帯魚が泳ぎ、子どもたちに大人気。診察室前の廊下にも絵本が並ぶ。

 

佐々木こどもクリニック(ササキコドモクリニック)

〒465-0041 愛知県名古屋市名東区朝日が丘99 グロリア朝日が丘TEL:052-776-01109:00〜12:00、15:00〜18:00日曜休診、水・木曜は午後休診(年末年始は12/30〜1/5まで休)P14台カード・電子マネー不可https://www.sasakiclinic.org/