ユリノキタイムズ

ほかの街の人に自慢したくなる、さらに藤が丘の人たちに愛されるパン屋さんに

「ブランジェリーパンジェンヌ」

スタイリストとして10年間経験を積んだ武野由佳さんは、「新しい何かに挑戦したい」と、ファッションと同じくらい大好きで、以前から自宅でも焼いていたパンの道へ。フランスでの修業経験を持つ師匠のもと6年半にわたり腕を磨き、2013年に「藤が丘駅」から歩いて数分の住宅街にお店を開きました。店内には約80種類のパンがずらりと並び、焼き立てのおいしそうな香りに誘われて、今日も街の人たちが次々と訪れます。

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地元の人から転勤した家族、海外の方まで、多様な人がのびのび暮らす街

「パンづくりでは、特別なことは何もしていなくて」という由佳さんの言葉には、おいしさのためには基本に忠実に手を抜かない姿勢が現れています。良質な材料を選び、添加物や保存料は使わず、本場の味を再現したバゲットを、フランス人のお客さんが「母国と同じ味だ!」と絶賛してくれたときは、とても嬉しかったそう。藤が丘には海外や他県などから転勤してきた家族も多く、よくお店を訪れてくれます。

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都心から地下鉄で30分。生産者との距離が近いのも魅力

静かな住宅地が広がる藤が丘では家族連れのお客さんも多く、バゲットやカンパーニュだけでなく、具材まで自家製のカレーパンやクリームパン、季節の果物のタルトなども用意。長久手市の農家が育てる無農薬野菜を使った、日替わりのキッシュもそろえます。「野菜は種類を指定せず、その時期のおいしいものを配達してもらっています。こんな作り方ができるのも、身近に生産者がいるからこそですね」。

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ゆったりとした時間が流れる藤が丘は、住んでいる人も皆さん穏やか

由佳さんは開店した当初から、藤が丘に住んでいます。藤が丘駅は東山線の始発のため、栄や名古屋駅周辺などの街中へ毎回座っていけるのが嬉しいところ。また、藤が丘は街が静かで、住んでいる人が皆さん穏やかなのも気に入っています。「来年はお店が10周年を迎えます。『藤が丘にはこんな美味しいパン屋があるんだよ』と人に教えたくなるような、もっともっと街に根ざしたお店にしていきたいです」。

 
Boulangerie Painsienne(ブランジェリーパンジェンヌ)
〒465-0047 愛知県名古屋市名東区小池町7 koike BLD 1-E
TEL:052-799-8409
10:00〜19:00
水・木曜定休+最終週の火曜
Pなし
カード・電子マネー可
https://painsienne.com/
Instagram/@painsienne2013