藤が丘で15年にわたり洋服屋を営む二人が、この街に惹かれる理由
2022.03.24
片桐好章さん、秀弥さん
東京のアパレル店で経験を積んできた片桐好章(よしあき)さん、秀弥(ひでみ)さん夫妻。好章さんが勤めていたお店が長久手市に新店を開く際に、名古屋出身の好章さんに白羽の矢が立ち店長として転勤に。こうして藤が丘に住み始めた二人は、緑豊かでゆったりとしたこの街に、中目黒や吉祥寺のような“遊びに訪れたくなる街”になり得るポテンシャルを感じて、2007年に独立。藤が丘の東山線高架下にセレクトショップをオープンしました。
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2店舗目をオープンできたのも、地域の人との縁が生まれたから
藤が丘に住んで感じるのは、街の人の多様性です。転勤で暮らす人や海外の方も多く、みなさん、外から移り住む人を程よい距離感で見守り、声をかければ親密に接してくれます。普段から近所の人に積極的に挨拶をしていた片桐さん夫妻は、近隣の方の紹介で物件を見つけることができ、2店舗目のライフスタイルショップ「Meji」をオープン。さらに4年前には高架下からMejiの隣へと「NEEDLE&THREAD」も移転しました。
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街の人がこの街を好きになる、第一歩となるようなマルシェを
二人は2013年から「藤が丘マルシェ early bird」を年4回開催。「街の人が藤が丘のことを知り、地域のお店に足を運ぶきっかけになれば」と、老若男女が楽しめる日常に根差した“朝市”を目指して活動しています。「住む人がいろいろな人に街を自慢することで、ここに住んでみたい、お店を開いてみたいという人が増えていくと思うんです」。好章さんはこのマルシェ開催がきっかけに、今では藤が丘商店街振興組合の理事も務めています。
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街は自分たちの手で良くしていける。自治会を再構築する試みを
昨年には老舗文具店店主や2代目コーヒーロースター、片桐さん夫妻が中心となり、藤が丘の魅力を発信する「On the hill」というフリーペーパーを発刊。地域の人と人とのつながりの大切さを考えるきっかけになるような、「防災ウォークラリー」も開催しました。「僕たちはここでお店を営みながら、3人の子どもを育てる住民でもあります。自治会やPTAの活動にも積極的に携わることで、藤が丘をより暮らしやすい街にしていきたいです」。
NEEDLE&THREAD(ニードル&スレッド)
〒465-0043 愛知県名古屋市名東区宝が丘4-2
お問い合わせ:meji@ace.odn.ne.jp
11:00〜22:00
火曜定休
Pあり
カード使用可・電子マネー使用不可
https://needle-and-thread.storeinfo.jp/
Instagram/@needleandthread_10
Meji(メジ)
〒465-0043 愛知県名古屋市名東区宝が丘4-1
お問い合わせ:meji@ace.odn.ne.jp
11:00〜18:00(金・土・日曜は〜20:00)
火曜定休
Pあり
カード使用可・電子マネー使用不可
https://needle-and-thread.storeinfo.jp/
Instagram/@meji.shop